2016年9月12日月曜日

「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その3 (最終回)

・5月25日 (3週目):十分杯 アイデア会議 in まちキャン



講座3回目は、「十分杯を広めるアイデア会議」と題して、

参加者の皆さまと、十分杯と長岡の今後について 熱く! 語り合いました。



参加者は若干少なめでしたが、熱い思いを持った10名のご来場を頂きました。



参加者5名ごとにゼミ生が加わり、2班に別れて議論スタート。

様々な意見が飛び交います。




「在庫が無いなら 大量生産 って出来ないのかな?」

「でもせっかくなら、長岡で造りたい よね!」


「十分杯の 教訓 を広めるにはどうしたらいいんだろう?」

子供に 知ってもらいたいし、若者も 知るべきことだと思うなぁ。」




もちろん答えは出ませんし、やってみないと分かりません。

だからこそ、議論にも熱が入ります!

みんな真剣にしゃべります!





インターネット でPRするのは良いし分かりやすい。

けど、ブログやフェイスブックを 見てもらう、そのための “きっかけ” が必要だよね!」


「長岡の十分杯には、教訓・歴史という 背景 がしっかりと ある。

この点を突き詰めてPRすべきじゃないかな。」


1時間以上あった議論の時間は、あっという間に過ぎていきました。


↑ 議論を終えて、他班の意見を共有しています。


今回は「アイデア会議」と銘打ったため、あえて結論や声明のようなものを決めることはせず、

全員のアイデアを共有して終了としました。



頂いたアイデアは、必ずや今後の私たちの活動の中に活かしていく所存です。

また、これを機に参加者の皆様方の中から新たな十分杯の活動の芽が出てくるような

ことがあれば、私たちにとってこれほどの幸せはありません。


//////////////////////////////////////////////

終わりに


このたびの3回のセミナーを通じて、直接、十分杯のことをお伝えできたのは約30名です。

酒の陣やシュクラと比べてしまえば、決して多い数ではありません。

しかし、この間、各メディアに取り上げて頂くなど様々な反響がありました。

(これがきっかけで、テレビの生放送番組にも呼んで頂きました。)

私たちにとって、ここまで大きな反響を得たのはこれが始めてのことでした。



これも全て、興味を持ってくださった報道各社の皆さま、企画・運営にあらゆるサポートを

して下さったまちキャンの皆さま、牧野忠昌さま、内山弘さま、試飲の際お手伝いを頂いた

川上恵子さま、

そして何よりも常に真剣な姿勢で臨んで下さった、参加者の皆さまのおかげです。



私たちは、「地域活性化プログラム」と称して活動しておりますが、地域の皆様に何かを

提供するよりも、皆さまから学びの場を頂いてばかりです。

これからも、この感謝の気持ちを忘れずに取り組んで参る所存です。



今回の講座はこれで終わりますが、私たちの活動は終わりません。

来年また、市民プロデュース講座を申請するかもしれません。

その時はまた、十分杯で乾杯をしましょう!


文責 n.t.


↑ 終わりにもう1枚

牧野さま、内山さまの笑顔が素敵でした





2016年9月3日土曜日

「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その2

・5月18日 (2週目):十分杯 大試飲会 in まちキャン



講座2回目は、「十分杯で試飲しながら教訓と原理について考える」と題して、

長岡の地酒を試飲しながら、十分杯への理解を深めました。



お酒の力もあったのか(?)、当日は3回の講座で最多となる、約30名のご来場を頂きました。





最初に、ゼミ生が過去5年間の活動報告をします。



↑ ゼミ生による活動報告



そして、1人にひとつずつ十分杯(招き猫・龍・アルミ)がいき渡り、


いざ、試飲の始まりです。



↑ 招き猫十分杯
↑ 龍十分杯 (同型ですが当日使用品とは異なります。)
↑ アルミ十分杯 「ほどほど」




え~と・・・

本当は、「みんなで楽しく飲んでるよっ!」という写真を載せたかったんですが・・・


当日、そういった写真をまったく撮っておりませんでした!


なので、実物の写真でごまかしております。



さておき、その後は参加者の皆様から十分杯への思いを語っていただくなど、

終始にぎやかな雰囲気で、盛り上がったと思っております。



まちゼミもそうですが、こういったあまり人数の多くないイベントはお客様一人一人と長く

「お話」をすることができ、その中で、新しい発見や情報を得られたりと思いもよらぬ要素が

たくさんでとても楽しく感じています。



なにぶん小さなゼミですから、毎月こういったことをするというわけにもいきませんが、

「2.3カ月に1回くらいはこういう場を持ちたいなぁ」 と、個人的には考えています。






次回、『 「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その3 』 へ続く ⇒




文責 n.t.



2016年8月1日月曜日

「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その1


ひさしぶりの更新です。


タイトル通り、まちキャンに出張 (バスで15分) してまいりました。







どういうことかといいますと、

まちキャンには「市民プロデュース講座」というものがありまして、それに応募した結果、

私たちが「十分杯」の講座をプロデュースすることになったのです。



講座は、5月11日、18日、25日の3週にわたって開催しました。





・5月11日 (1週目):牧野忠昌さま、内山弘さま のご講演



講座1回目は、「長岡藩と十分杯」と題し、講義形式で行いました。

はじめに、長岡歯車資料館長 内山弘さまより、十分杯の原理や構造、歴史等について

ご講演を頂きました。

一般的な「さかずき型」の十分杯と「欹器(いき)十分杯」の違いについて等、興味深い話

ばかりで、参加者の皆様も真剣に聞き入っておられました。

↑ 内山さまのご講演





続いて、長岡藩牧野家第17代目のご当主 牧野忠昌さまより、長岡藩と牧野家そして十分杯の

関わりについてご講演を頂きました。

牧野家に伝わる資料等をもとに、名君とうたわれた3代当主 牧野忠辰公など、歴代当主の

お人柄や功績などについて、詳しくお話をいただきました。

話の中には、少し変わったエピソードもあり、時折笑い声も聞こえ、和やかなムードの中に

お互いの真剣さが見え隠れするような雰囲気でした。

↑ 牧野さまのご講演



講演の後は質疑応答の時間となり、参加者との間で活発なやりとりが行われました。

その中で、私たちゼミ生も、今まで気になっていたことなどを知ることができ、充実した

時間になったと思っています。




会場では講座終了後も話は尽きず、牧野家所蔵の十分杯と、内山さま制作の欹器十分杯を

囲んでのフリートーク状態となり、多くの方が会場にて十分杯や長岡藩のことを語り合って

おられました。



↑ 講座終了後の様子


このような形で、第1回講座は盛況のうちに幕を閉じました。

そして、3回のうち最大の盛り上がりを見せた、第2回講座へと続いていきます。







次回、『 「權ゼミ まちキャン出張」の巻 その2 』 へ続く ⇒




文責 n.t.

2016年5月7日土曜日

新年度 シュクラへ向けて…

長らくお待たせいたしました!

皆さんへお知らせです!





































新年度観光列車越乃シュクラでの活動がはじまりました!



















………はい


というわけでシュクラでの十分杯の広報活動がスタートいたしました!


新年度ということで我々の方でも新しいことを企画しておりますのでお楽しみに!

次回は5月8日です!



文責 o.h

2016年1月22日金曜日

金曜の夕方は 「まちゼミ」へ


ごぶさたしております。


最近更新が途絶えておりましたが、それは今年度の「地域活性化報告書」を書いていたからです。


いずれ、みなさまにもご覧いただけるようになりますので、お待ちください。





さて、来週の月曜日から 「第4回 長岡まちゼミ」 がスタートします。



商店街やCoCoLo長岡などの各店主が、特色あふれる講座を開催します。




その「まちゼミ」に、私たち權ゼミの、ふたたびの参加が決定しました。




1月29日と2月19日に開催の、

「からくり十分盃で長岡銘酒 長陵を呑む」

に、十分杯の解説のために参加します。




この機会に、十分杯で地酒を楽しみましょう!



試飲のあるイベントですので、自家用車での来場はご遠慮ください。



前回の様子

終了後の記念写真


///////////////////////////////


※イベント詳細


こちらでご確認ください。


http://www.nagaoka-machizemi.com/  長岡まちゼミ ウェブサイト


リンク先、「開催日カレンダー」より、申し込み方法・詳細を確認いただけます。




文責 n.t